アラビアの夜の種族 III

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

読了。
うん。すばらしい。堪能した。
途中語り手(書き手?)が興に乗りすぎな所がややマイナスかも。まぁそれは好き嫌いの問題か。
追記:
以下に本書に関しての重要なネタバレが存在します。3分冊、全1000ページですが、今度の三連休辺りで読み終われる位なので、(本を)読んだ後で(以下を)お読みください。




本書は「The Arabian Nightbreeds」という無署名の本の翻訳と謳っている。冒頭にもそのことに言及しているし、あとがきではその本と出合った時の事まで書いているのだ。
で、70%位それが本当だと思っていた。一部脚色あり位かなぁ。と。
…今調べたよ。騙された〜!(同じく騙されている風の人もちらほら 笑)
という訳で、アラビアの夜の種族という美しい書名のこの本はどうやら作者の完全なオリジナルらしい。
むしろ装丁に凝って、アラビア語訳して欲しい気もするのだが…。(この場合、逆輸入というのだろうか…。^^;)